2級建築士の転職記

自分は今、2級建築士として働いています。
収入をもらい始めてすでに30年近く経っていますが、私の職業はいつまででもできる職業ですので75歳くらいまでは、なんとか収入をもらいます。

収入の根拠は、ざっくりと

50年間かける
年収平均500万円
は、25000万円というものです。

すでに生涯収入の半分くらいは働いて
いますので、残りの半分、25年間をシュミレーションしています。

超高齢化時代の東京オリンピックあたりから、還暦を迎えますが、まだまだ建築の仕事はできます。還暦を迎えてからは、収入は、すこしずつ減少して行くと思いますので、25年の平均値として、年収500万円としました。いまは、もっと収入があるのですが、さすがに70歳あと5年となると収入をたくさんというよりは、身体を気づかってしまうだろう、無理はしないだろう…ということで、せいぜい300万円の年収です。

建築士(建築家、設計士)という仕事は、士業のなかでも一番収入が低い部類になっています。弁護士のように報酬が高くなくいわばクライアントの予算に合わせて設計するなんていうこともしばしばある業態なんですが、最近では、建物の新築がどんどん減っており、空き家問題や老人の住まい一人暮らし問題などの影響で仕事がバプル時代のようなことはなく、少なくなってきています。これからの建築家も、リフォームやリノベーションなどの既存建物の有効活用プランニングをしていく時代がもうそこまできています。そんな時代だからこそ私の職業は、面白みがあり価値創造の世界で活躍できるのです。

しかし生涯収入は、決して高い職業ではありません。

一級建築士であれば、それなりの収入が保証されますが、自分は2級建築士です。
1級建築士の試験を7回受けましたがすべて失敗しました。

そこで収入を増やしたいと考え、建築士の肩書を捨て、システムエンジニアに転職しようと決意しました。

そこでまずはハローワークへ行き、30代の未経験者でもシステムエンジニアとして転職できるか聞いてみました。
答えは「NO」です。
年齢と未経験で門前払いされるとのことです。
もしシステムエンジニアになりたいのであれば、まず派遣のプログラマーとして経験を積み、それから正社員として就職活動をしてはどうかとアドバイスをもらいました。
プログラマーは、JAVAやPHPというプログラミング言語の求人が多い層です。
特に自分の住んでいる福岡では、PHPの案件が多いそうで、PHPプログラマーの需要が高いとのこと。

自分は今、PHPプログラマーになるため日々勉強をしている所です。
来年にはPHPプログラマーとして派遣登録して、まずは経験を積みたいと考えています。

追記:2015年3月
PHPプログラマーとして無事に就職できました。
30代未経験でプログラマーに転職した話を参考にして、転職エージェントを頼ったのが功を奏したようです。
アドバイスが的確で、勉強すべき点と応募する企業を厳選してもらったのが、早期転職に繋がりました。
4月からは客先に常駐しての作業があるため目下勉強中です!